*政治的な内容を含みます。ご注意を

4.28.2011

原発について注視しつつ、そろそろ復活ののろし。

Save people! Save country!
Save people! Save country!,
originally uploaded by 5thLuna.
連休明けくらいから、再開しようかなと思ってます。(いい線行ってるのがあるんだけど、連休中の完成はきびしいかな。。)
被災地のこともそうだし、いのちを削って国難に立ち向かっている人たちがいる中で、プラモ日記というのは心苦しいですが、、

原子炉は、なんとか破滅的なシナリオというのはこのぶんだとなさそうな様子ですし、汚染水の処理も、アレバから特に否定的な声明もなく、6月にはシステム稼動見込みとのことなので、今後は一歩づつでも攻勢に転じて行って欲しいですね。もちろん、設備損傷、汚染の全貌はまだこれから明らかになる段階だし、作業員の疲弊・不足も合わさって、本当の困難はこれからだというのが厳しい現実なんだけど。。

とにかく個人的に、この1ヶ月はずっと原発のことを追っかけてました。(@twitter)
おかげで、と言ってはなんだけど、色んなことが学べたんで、ちょっとメモ的に整理してみます。

個人的には、短絡的に東電にストレスをぶつけても、なんも将来の問題解決にはならないんじゃないかと思ってます。問題はもっと別にあるのではと。JCO臨界事故とかチェルノブイリみたいに、違反処理や作業ミスではないし、もんじゅのような運転事故とも違う。もしこれが耐震偽装だとかだとととんでもない話だけど。結局は甘い見込みのまま事業認可を与え続けてきた、国の無策が一番の問題じゃないかと思います。(もちろん事業者としての管理責任はある。農水産業や避難で苦痛をうけている人の怒りはもっともだ。)

電力会社は儲けさせてあげるから、とにかく原発つくりまくれっていうのは、他ならぬ日本政府の50年に渡る国策で、そのくせ安全チェックも規制も、事故時の対応策も保証問題も、核廃棄物の後始末も、何もかもぜーんぶ置き去りのままで、事ここに至らしめた責任は、いったいだれにあるんだ。避難所で土下座するのは東電の社長より先に、原子力安全委員会なり保安院なり経産省だろうということです。

いま青い閃光ードキュメント東海臨界事故(読売新聞社)という本を読んでるんだけど、当時の「史上最悪」の原子力関連事故の教訓が、今回一切活かされていないということに、怒りを覚えています。起きてしまった事故は、技術的には修復・復旧に当たるしかないとして、問題はそれをささえる政治、国民を守る政府が、なぜこうも無様・無能・無策なのか、本当に情けない。これがきっと自民党政権であったとしても、たいして差はなかっただろうと思う。残念だけど。


要点をまとめ(一部リンクは切ってるので貼りつけて移動してください)
・日本は敗戦、占領で核関連技術は国際社会から禁止された
・50年代、第5福竜丸事件で、反核・反米機運が盛り上がる
・冷戦真っ只中で、日米同盟が崩れて日本が共産化すると、米にとって危機
・アイゼンハワーが核の平和利用を言い出し、原発技術や濃縮ウランを
日本に輸出して、日米同盟強化をはかる
戦後の資源不足、エネルギー不足に対する核技術の取得、アメリカとの
接近など、日本にとっても利益となるので、この路線に乗っかる。

・原発産業を育成し、将来にわたって新興国に輸出することが、国策既定路線としてすすんでいく
・もちろん将来のための核兵器開発(ミサイル、空母、潜水艦など)の
ための技術研究の意味もある
・ちなみに目下最大の目標(2050年)は、高速増殖炉の商用化。燃料と
して投入した、それ以上のプルトニウムを生み出しながら(増殖)発電
しつづける
という、悪魔的な発想。

参考
[NHK 現代史スクープドキュメント] 原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~: TVウォッチBLOG
http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-b5b1.html
原発導入のシナリオ〜冷戦下の対日原子力戦略〜|現代史スクープドキュメント(NHK)文字おこし(1):ざまあみやがれい!
YouTube - 政府 核兵器保有の検討していた

・そんな中で、原発は作ったぶんだけ儲かる(電力会社も受け入れた地元も
お金が入る)
という法制度が整っていく
・原発は必要不可欠、クリーン、安全という神話を広めるために、電力会社は、
東大教授はじめとする研究者を、資金援助して飼いならす

→原発の危険性を無視した推進派のみが君臨する原子力村
・おなじくテレビCMの大口スポンサーとして君臨することで、メディアに原発に対して批判的な報道をさせない
→雪印やライブドア、村上ファンド、のりピーを徹底的に叩きのめした
テレビ局は、なぜか東電の批判はしない。東電批判はもっぱらネット内
・(仮に事故がなかったとしても)原発がコスト安というのもウソ

参考
YouTube - なぜ警告を続けるのか~京大異端児1/4
Ustream.tv: ユーザー iwakamiyasumi: 「原発は安い」は本当か、大島堅一氏(立命館大学国際関係学部教授)
[ニュース解説 眼] 電力会社とメディア: TVウォッチBLOG
http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-2f6f.html

テレビ報道では分からないけど、実はこんなに大変な事態だと思い知らされる
見方としては、小出先生(京都大学)や、広瀬隆(作家)の見解が、非常に
勉強になります
YouTube - 小出裕章
YouTube - 2011.4.10 小出裕章氏VS岩上安身氏
[ニュースの深層] 福島原発事故 広瀬隆: TVウォッチBLOG
http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-8c79.html#more

慎重派から楽観派まで専門家にもいろんな見方があるけど、
的確じゃないかと思う人達
YouTube - 福島第一原発 現状と今後とるべき対応策 (大前研一ライブ 3/27)
個人的に大前研一氏って胡散臭いと思ってたけど、3月の時点でここまで的確な分析は凄いと思った。

武田邦彦 (中部大学)
http://takedanet.com/
危険なものは危険、食べてはいけないものはいけないという、いま一番言わなくては
いけないことを、真摯に発言されてます。

他に勉強になるサイト
kikulog 菊池誠(大阪大学) Cl38は誤検出
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1303325186
コメント欄のレベルが高い。物理や化学に興味ある人はおすすめ

EX-SKF-JP
http://ex-skf-jp.blogspot.com/
アメリカ在住で、おもに海外での福島報道を紹介されています

東電、保安院の会見Ustreamライブ



読んだ本
日本の原子力施設全デ-タ どこに何があり、何をしているのか 北村行孝/三島勇
ドキュメント・東海村 火災爆発と臨界事故に遭遇した原子力村の試練 國分 郁男/吉川 秀夫
青い閃光ードキュメント東海臨界事故 読売新聞社 中央公論新社


原発関連のポスト
http://5thluna.blogspot.com/search/label/原発問題

4.14.2011

Arigatou USA

日本の国土から、あの一帯が消されようとしている。今後どれほど運良く自体が収束できたとしても、もうあの区画に、少なくとも数世代の間は人は戻れない。運良く爆発という自体だけは回避できたとしても、世界の歴史の中にはフクシマはチェルノブイリと同列のものとして、刻まれてしまった。世界中のこどもたちが、これから教科書でそう学ぶことになる。
縄文、弥生の昔から、奈良平安室町明治と、ずーっと先人が営んできた土地が、いま僕達の目の前で、失われてしまった。それでもテレビは全局バラエティを流している。
ここで暮らしてきた方は、本当に気の毒に思います。何と声をかけて良いかもわかりません。

上の方にいれた、「頑張れ東電」のテキストも、いまとなっては国民感情とはすっかりかけ離れてしまったと思うけど、それでも何でもどうあっても、彼らにがんばってもらうしかない。最悪の話を言い始めたら、本当に関東が関西がなどと言ってられるレベルじゃないし、うまくいくと信じて、その上で少しでも福島の土地と、海の被害をくいとめてほしい。

第一原発行ってきたけど質問ある?:じゅげむ2ch
作業に当たっている皆さんは、厳しい事態が続くけど、どうぞよろしくお願いします



空母ロナルド・レーガンにつづいて、在沖縄海兵隊も、任務が完了したそうです。
ケガ、被爆対処、健康管理もきっと十分になされていることと信じます。本当にありがとうございました。作戦に従事した軍のかただけでなく、この度量をもったアメリカ合衆国国民のみなさんにも、敬意を表したいと思います。

Operation Tomodachi

Operation Tomodachi

そこに何らかの政治的意図が含まれるのかは、わからないですが、そんなことはもはや関係なく、これだけの支援を実際に行なってくれたという事実が、全てだと思います。このことと同時に、「近隣諸国」の中には、今このタイミングですら領空侵犯を繰り返し、疲弊している自衛隊をさらに悩ませたり、また教科書の内容が気に入らないと言って、国民から集まった善意の募金を、係争中の領土保全に用途変更したりと、そういう国もあることを、絶対に絶対に忘れてはいけないと思います。


###追記###
こんな風な見方をしている連中もいるようです
米空母による実のない日本救援活動_中国網_日本語


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